リストア機能を使用し、バックアップを行う方法
リストア機能を使用し、バックアップを行う方法
アンドロイドのアプリデータのバックアップ。
『正直面倒だな・・・』
と感じる人が多いかもしれません。
比較的手軽におこなえるiPhoneに比べ、アンドロイドは、アプリデータを一括でバックアップ及びリストア(復元)する手順が難しいと言われています。
今回は、リストア機能を利用しておこなうアプリデータのバックアップ方法をご紹介していきましょう。機種変更時などに大変役立つ機能です。
バックアップ及びリストアが難解と言われるアプリデータ。よく耳にはするけれど、アプリデータってどんなもの?と思う人も多いでしょう。
アプリデータとは、アプリ内の設定内容などを記録したデータを指します。アプリ本体とは異なる場所に保存されています。
バックアップ及びリストア(復元)は、主に下記のようなケースで行われます。
次に、アプリデータをバックアップ・リストアする方法をご紹介します。
リストアのための専用アプリを利用したり、アプリ自体のリストア機能を利用したり、いくつか方法があるのですが、ここではOS標準装備のバックアップ・リストア機能を中心に説明していきます。
アンドロイド端末内には、アンドロイドを動かすオペレーションシステムとしてAndroid OSが稼動しています。Android OSには、アプリデータバックアップ機能が標準搭載されています。各端末によって設定へのアプローチが違いますので、それぞれでマニュアルを確認しながら行ってください。
『設定』をタップ
↓
『アカウント』の中の『バックアップとリセット』の項目にあたる部分
ここがバックアップ機能に該当します。
標準搭載のバックアップ機能は、初期化した際にWi-Fiなどの設定、Playストアから自動ダウンロード及びアプリデータをリストアすることが可能です。アプリ再インストールの際にも、アプリデータのリストアが可能。
デメリットとしては、Googleアカウントに復元されるデータの内容が分かりにくいという点が挙げられます。Android OSはGoogle関連機能との互換性が良く、多くのユーザーがGoogleアカウントを利用しメールやスケジュールなど、さまざまなサービスを同時併用しています。
そのため、Googleアカウントに復元されるデータの内容が分かりにくいというのは、ちょっと困ったポイントです。
最近では、アプリ自体にリストア機能が搭載されているものが増えてきています。まずはそのアプリにバックアップ・リストア機能の有無を確認してください。搭載されている場合は、アプリから直接バックアップを取り、SDカードなどに保存しておくことも可能です。
iPhoneに比べ、少々難解で面倒なアンドロイドのリストア機能ではありますが、まずはトライしてみることをおすすめします。