アプリのインターフェイスを使いやすくするために気をつける事
アプリのインターフェイスを使いやすくするために気をつける事
時間と労力をかけて開発したアンドロイドアプリでも、使い勝手が悪いようでは・・・実はこれ、アプリを開発し、最後のインターフェイスのチェックポイントとしてなにより重要なことなのです。
直観的に見やすくなくてはならないし、使いやすくなくてはならない。
さて、具体的にどういった点に気をつけたらいいのでしょうか?ここは、既存のお手本アプリたちから学んでみましょう。そこに、アプリインターフェイスの気をつけるべきポイントが隠されているのです。なにより大切なポイントなため、アプリ仕上げの最終段階として差が出てきます。
ここでは、美しく使い勝手がよいと評判のホームアプリを例にあげて見ていきましょう。
ホームアプリは、アンドロイド独自の代表的インターフェイスのため、アンドロイドアプリの開発において外せないポイントでもあります。ホームアプリを学んでいけば、インターフェイスの構築、デザイニングのコツがわかるようになります。
おすすめインターフェイス10選でもご紹介した、SF Launcher Beta。シンプルな1枚絵画のようなインターフェイスが売りですが、この「1枚絵画」というポイント。目を惹くと思いませんか? インターフェイスとは、文字通り顔です。アプリをダウンロードして、綺麗に整えていないボサボサの顔が無遠慮に現れたら……いかがでしょうか?
自分がユーザーになった気持ちで考えることは、アプリ開発で重要なポイントです。綺麗で見やすいホームアプリがなぜ人気なのか?綺麗で見やすいと、気分が良くなりますよね?自分のスマホは綺麗にしておきたいもの。ボサボサより、綺麗に整えられたインターフェイスにユーザーは惹かれるのです。
Windows Phoneのインターフェイス、タイル式ホームの『Metro UI』は、画期的デザインとして、登場以来好評を博しています。タイルに好きな要素を配置していけるので、デザイン的に統一感が出てスッキリするうえ、自分でカスタマイズができる。このポイントはとても重要です。
カスタマイズ機能は、昨今の主流でもあります。非常に使いやすく、見た目も綺麗で鮮やかです。 多様性が求められる現代で、既存のものをそのまま利用するだけではユーザーはもう満足しません。自分自身でいかに使いやすく、自分好みの設定にするか。
あらゆるバリエーションを提供し、その上、自分仕様にカスタマイズできる多様性。美しさだけでも、斬新さだけでも、多様性だけでも、機能的なだけでもだめなのです。
すべてが揃っていてこそ、はじめてユーザーは満足します。
繰り返しになりますが、アプリを開発する立場であるからこそ、ユーザー側の立場で考えましょう。
なにより大切なこのことを忘れないようにすることで、ユーザーがアプリを使いたくなる魅力的なインターフェイスを提供できるようになるはずです。