スペック表の読み方ガイド
スペック表の読み方ガイド
今や世界のスマホ市場を席巻するアンドロイド。その一番の魅力は多様性にあります。
端末によって個性=スペックが大きく異なるアンドロイドは、利用するユーザーの好みに合わせてチョイスすることができます。そういった側面はその他スマートフォン(iPhoneなど)ではあまり見受けられないのが特徴です。
個々の機能を一目で把握できるように、アンドロイドには『スペック表』と呼ばれるものが存在しています。ここではアンドロイドのスペック表の主な項目をご紹介していきます。
スペック表に記載される主な項目です。これらを見て、まず基礎的なスペックを確認しましょう。
*メーカー・・・端末製造メーカー
*ディスプレイ・・・ディスプレイの大きさと種類(4.3型液晶など)
*画面解像度・・・ディスプレイの解像度
(480×800ドットなど。数字が大きいほど綺麗)
*サイズ・・・端末の大きさ(横幅×縦幅×厚さで表記)
*重量・・・端末の重さ(g表記)
*OS・・・オペレーションシステム
(Android OSの後にver.数字表記)
*最大通信速度(下り/上り)・・・ダウンロード/アップロード速度(Mbps表記)
*カメラ画素数・・・内臓カメラ画素数とカメラの種類
*バッテリー容量・・・バッテリーの大きさ(mAh表記)
*FeliCa・・・おサイフケータイ機能(○×表記)
*赤外線通信・・・赤外線を使用した通信機能(○×表記)
*防水・・・防水仕様(○×表記)
*カラバリ・・・端末カラーバリエーション
次に端末選びの目安になるスペック項目をご紹介します。
*ディスプレイ
アンドロイド選びで重要ポイントとして挙げられるのが、ディスプレイのサイズです。
テレビと同様にインチ数で表記されているため、数字が大きいほどディスプレイが大きいという見方になります。スペック表上ではわずかな数字の違い(小数点以下の違い)でも、見た目の印象がまったく変わってきますので、実際に店頭で実機やモック機を見て確認することをおすすめします。
*画面解像度
ディスプレイの鮮明さを表しているのが画面解像度です。
画面密度を表す数値で、密度が高いほどディスプレイが美しく鮮明になりスペックが高いと言えます。アンドロイド端末の現在の主流は、480×800ドット。iPhoneの640×960ドット液晶にはやや劣りますが、ディスプレイのサイズから考えると十分なスペックです。
細かい文字を少しでも見やすい状態にしたいというのであれば、iPhoneと同じ画面解像度の960×640ドット液晶を採用している、auの『IS03』がおすすめです。(2014年1月現在)
*サイズ
ディスプレイが大きいほど端末のサイズも大きくなる傾向があります。
しかし、最近ではディスプレイ側(前面)のデザインをスッキリさせ、端末のサイズ≒ディスプレイのサイズという端末も登場しています。
端末のサイズが同じでも、ディスプレイのサイズが異なる場合がありますので、注意が必要です。
*重量
端末は軽いに越したことはないですよね。しかし、ディスプレイが大きいほど重量も増す傾向にありますので、軽さとディスプレイの大きさを両立させることが今後の課題と言えます。現状では、自分がどちらを重視するかを基準に選ぶといいでしょう。
*最大通信速度(下り/上り)
数字が大きければ大きいほど、ダウンロード/アップロード時の時間が短くなり、ユーザーにストレスがかかりづらいです。ただし、利用する携帯会社の通信品質にも左右されるため、端末に搭載されている最大通信速度の表記が大きいからと言って、その性能が十分に発揮されるとはいえないということを覚えておきましょう。
上記の項目を端末選びのベースとし、自分が必要としている機能(カメラ機能や赤外線通信など)を考慮して選ぶとよいでしょう。
ただし繰り返しになりますが、スペック表に記載されている項目の内容は事前に確認しておき、実際にアンドロイド端末を選ぶ際には、店頭に出向くことをおすすめします。
色や形、大きさや触った感じの反応速度など、自分が今後使っていく中で「しっくりくる」ものを選ぶことで、皆さんにぴったりのスペックを持ったアンドロイドを探す近道になるでしょう!