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海外旅行時に高額請求されないためのアンドロイド設定変更方法

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最近ではほとんどのアンドロイド端末に、海外でもそのまま利用できる機能が搭載されているため、昔のように海外用の携帯電話をレンタルする必要がなくなりました。自分の端末をそのまま海外で利用できるのは、本当に便利ですよね。ただし、ここで気を付けなくてはならないのは、帰ってきてからびっくり仰天。とんでもない高額請求をされてしまったという事態です。数万円ならまだしも、数十万円なんてシャレにならずに頭を抱えることも…。

こうした恐ろしい事態を避けるために、海外に渡航する前にはアンドロイドの設定変更を実施しておくことが重要です。今回は、その設定の具体的な方法をご紹介していきましょう。

なぜそんなことが起こる？　高額請求のからくりを知っておこう

まず始めに高額請求が起こるからくりについてご説明しましょう。海外対応のアンドロイド端末は日本での利用時と同様に海外でも問題なく使えますが、海外滞在中の通信費というのがネック。パケット定額サービスの対象は日本国内での利用に限定されているため、海外での通信費が別途請求される仕組みなのです。
アンドロイド端末は、「自動メールチェック機能」がデフォルトでオンになっていることが多く、これがオンになっていると常時ネットに接続された状態になります。加えて、いつもは便利な「アプリ自動更新機能」がオンになっていると、3G回線を経由して海外の通信業者に繋がる恐れがあります。
自分でネットを利用した覚えがなくても、知らないうちにアンドロイド端末が通信している場合がありますので、こうした機能構造を理解した上で、設定変更をしていきましょう。

必ず飛行機に乗る前に。高額請求を回避するアンドロイド設定変更方法

海外渡航の際には、飛行機に乗る前に必ずやるべきことを覚えておいてください。3G回線を遮断し、海外の通信業者に繋がらない設定に変更しておきましょう。

・設定手順

1. ホーム画面でメニューキーをタップし、アプリケーションマネージャーを開きます。
2. 「設定」をタップします。
3. 画面をスクロールさせ「無線とネットワーク」をタップします。
4. 「機内モード」にチェックを入れます。
5. 画面から3Gの表示が消え飛行機マークが出たら設定完了です。

たったこれだけ。でもこの設定が本当に重要なのです。この設定を済ませておくことで、海外で端末の電源を入れっぱなしにしていても、後々高額な通信費を請求されることを防げます。
日本に帰ってきたら同じ手順で「設定」から通常モードに変更しておくことをお忘れなく。

海外でそのまま利用したい場合はどうしたらいい？　海外パケット定額サービス

海外でアンドロイド端末を利用したい場合は、自分が契約している携帯会社の海外対応サービスに別途申し込む必要があります。それぞれで名称は違うのですが、各社共に海外で使用したパケット料金が定額になるサービスを提供しているので、必要に応じて申込みしてください。設定方法も各社で違いますので各社の公式サイトで設定方法を確認の上、変更することをおすすめします。

楽しかった海外旅行が高額請求のせいで悲しい思い出に変わるのはイヤですよね。ほんの少し設定を変更するだけで、泣くに泣けない事態を回避することができます。
「飛行機に乗る前に」を合言葉に必ず設定を変更し、思う存分海外旅行を楽しんできてくださいね。