アンドロイドアプリ開発に使うプログラム言語
アンドロイドアプリ開発に使うプログラム言語
android、iPhoneなどのスマートフォン端末の普及に伴って、アプリ利用者のマーケットもぐんぐん広がっています。そんな中で今後、androidアプリの開発はますます注目を集めるであろうと予測されています。
androidアプリは開発に使用するソフトが無償公開されていること、Windows上でも開発可能であることなどの理由で、一般的に初心者でも開発しやすいと言われています。
今回は、androidアプリを開発するためにはどのような言語が使われているのか、詳しくご紹介していきます。
androidアプリの開発は、Java言語で記述する必要があります。
そのJavaとは一体どんな言語なのでしょう?
Javaは、1995 年にアメリカの企業サンマイクロシステムズ社から発表された、プログラミング言語です。androidアプリをはじめ、ユーティリティやゲームなどあらゆるプログラムの基礎となっています。世界中のパソコンや、様々なデバイス(モバイルやテレビに至るまで)で動作しているJavaは、発表以来、「基本中の基本」の言語として認識されています。
また、プラットフォームにはJavaがインストールされていることが必須で、androidにも当然のことながらJavaを動作させるためのコンピューティングプラットフォームが使用されています。つまりJavaとは、プログラミング言語であり、Javaで記述され作成されたあらゆるプログラムを動作させるためのプラットフォームなのです。
Javaで開発されたソフトウェアの特徴としては、基本的に特定OSやマイクロプロセッサに依存することなく、どのようなプラットフォームでも動作することが挙げられます。androidのアプリはもちろんandroidでの動作を目的として開発されるのですが、本来のJavaの特徴として頭の片隅にでも覚えておいてください。
付け加えると、JavaScriptとは別物なのでその点は注意しておきましょう!
Javaの大きな特徴として、最初からオブジェクト指向性を備えている点が挙げられます。
JavaはC言語に似た表記法をとっているといわれることがありますが、オブジェクト指向言語ではないC言語にはコードサイズや処理速度などにいくつかの欠点が存在しました。
Javaはそのような既存言語の欠点を解消させて一から設計された言語のため、高度なセキュリティ機構や豊富なネットワーク関連機能を持つことができるようになりました。これらは主にネットワーク環境で利用されることを目的とした仕様だとされています。
以上のようにandroidアプリを開発するにはJavaを使います。androidアプリの場合のJavaに限らないことですが、開発言語の理解が深まってアプリ開発になれてくると、品質を追求するあまり、アプリを利用する人がおざなりになってしまうことがあります。
開発するのも人間ですが、アプリを利用するのも同じ人間です!
アプリの品質を追い求めすぎて高度な技術論や言語論に走り、肝心の個性や楽しさ、使い勝手の良さを見失わないように注意しましょう。
開発者が柔軟性やユーザー視点を持ち続けることで、魅力的なandroidアプリ開発へと繋がるはずです。