簡単にアンドロイドアプリを開発したい!おすすめツール5選
簡単にアンドロイドアプリを開発したい!おすすめツール5選
アンドロイドがスマホ市場でシェアを伸ばしていることに連動して、アンドロイドアプリを開発するためのツールも多数出回るようになりました。アンドロイドアプリはJava言語で記述して開発するため、Java言語にある程度馴染んでいないとむずかしいと言われていました。しかしJavaがまったくわからない初心者向けの開発ツールも登場しています。
今回は、アンドロイドアプリ開発におけるおすすめツールを、5つピックアップしてご紹介します。
アンドロイドアプリ開発においてもっとも広く認識されている基本中の基本ツールです。Java言語を記述するのにこれがなくては始まりません。Android SDKの中にEclipseが入っているバンドルタイプが主流となっています。
Google Labsで公開されている開発ツールです。従来まではEclipseを使用し、プログラミング言語はJavaで開発するものと決まっていました。しかしApp InventorはWebブラウザ上でデザイニングしながら作成可能となっているため、プログラミング経験が少ない人向けのツールとして評価が高いです。元々は専門的なプログラミング学習経験がない学生向けに開発されたソフトで、作成の基礎を学ぶことを目的としています。パーツをつなぎ合わせるようにアプリを作成していくので、コーディング不要でバグが非常に少ないことも特徴になっています。
Appcelerator社が提供する開発ソフトで、最大の特徴が『iPhone・アンドロイド双方のアプリが作成可能』ということ。非常に画期的なソフトとして話題になっています。なぜどちらのプラットフォームにも作成対応可能かというと、HTML&JavaScript(プラスCSS)を使用し作成できる構造になっているためです。従来、iPhone OSはObjective-C、アンドロイドはJavaといったように、異なるプログラミング言語で記述し作成することが常でした。これを、Webデザイナーや開発者に馴染み深いHTML、JavaScript、CSSで作成可能にしたことにより、プログラミング言語を変えることなくどちらのプラットフォーム向けのアプリも対応可能になったというわけです。アンドロイドアプリ開発の初心者も非常に注目すべき、おすすめのソフトであるといえます。
Titanium Mobileと同様に、HTML&JavaScriptでの作成を基本とした『iPhone・アンドロイド双方のアプリが作成可能』なツールです。PhoneGapはiPhone、アンドロイド向けの他に、BlackBerryやWindows Phoneにも対応可能という優れもの。現在、BlackBerry、Windows Phoneは日本ではほとんど利用者がいませんが、今後日本のスマホ市場に本格的に参入した際には、PhoneGapの評価が高まることが予想されます。
『アンドロイドアプリがたったの1分で作れる!』という、プログラミング未経験者におすすめのツール。GooglePlayからダウンロード及びインストールし、サンプルプロジェクトを作成したら実行ボタンを押すだけで『HelloWorldアプリ』が作成完了。そのまま公開可能できるのには驚かされます。環境構築などが一切必要ないため、すぐにプログラミング体験ができるのはうれしいポイント。AIDEを利用したプログラミング情報がネット上に数多く出回っているため、作業もスムーズに行えることでしょう。また経験者にもおすすめできるポイントは、DropBoxやGitに対応しているためPCと連携が可能なこと。これによりソース修正などのちょっとした作業が出先でも行えます。
それぞれのツールに特徴があるため、自分の知識や技術や作成したいアプリの種類などにあわせて使用してみるのもひとつの手です。すべて無料で配布されていますので、どんどん使ってアプリ開発の楽しさを味わってみてくださいね。