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できる？できない？アンドロイドアプリをiPhoneアプリに変換する方法

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せっかく開発したアプリ。たくさんのユーザーに広めたいですよね！
基本的な広め方としては、アンドロイドアプリのマーケットで公開し、そこから地道に宣伝する形になります。マーケットに公開すると、もっともっとユーザーを増やしたいという気持ちになり、もうひとつの市場『iPhone』用アプリとしても公開できないかな？と気になってくることと思います。少しでも多くの人に作品を見てもらいたい、とアプリ開発者が思うのは当然のこと。

そこで今回は『アンドロイドアプリ』を『iPhoneアプリ』に変換することができるのかどうかを考えてみましょう！

基本的なことを抑えておこう！　アンドロイドアプリとiPhoneアプリの違い

まず単刀直入に、アンドロイドアプリをiPhoneアプリに変換は可能なのか？という質問。その答えは、そのまま変換することはできない、となります。なぜなら、アンドロイドとiPhoneは、ベースとなっているプログラミング言語がそれぞれ異なるからです。

• アンドロイドアプリ・・・・Java
• iPhoneアプリ・・・・・・・Objective-C

このように根本的な部分が違うため、JavaのコードをiPhoneアプリ用の言語であるObjective-Cに書きかえる必要があり、1から作り直したほうが早い、といった結果に……。
言語のみならず、それぞれで利用可能なライブラリやGUIといったデザインルールもかなり違います。そのまま使える可能性が高いのは、グラフィックイメージやアイコンくらいなのです。

ハイブリット（クロスプラットフォーム）を可能とした画期的なソフト

後々、こうした事態に直面しないよう、最近ではアプリ開発の段階で『アンドロイドアプリとiPhoneアプリを同じ言語で記述する』という方法が広まりつつあります。ハイブリットと言われる手法ですが、両者対応アプリを作成可能にした理由は、開発のための便利なソフトが登場したことにあります。

『Titanium Mobile』とは？

現在、ハイブリット型開発ソフトの代表格として認識されている『Titanium Mobile』。プログラミング言語にHTML＆JavaScript＆CSSを採用することで、ハイブリット（クロスプラットフォーム）での開発が可能になりました。
Webデザイナーや開発者に非常に馴染み深いとされる言語のため、『Titanium Mobile』は待望のソフトとして注目を集めています。

『PhoneGap』とは？

同様のプログラミングソフトとして注目なのが、『PhoneGap』。同じくHTML＆JavaScriptでの開発を基本としているソフトです。操作性も非常に直感的且つシンプルなため、Webデザイナーや開発者だけでなく、一般のアプリ開発ビギナーにまですそ野を広げており、市場全体の底上げを担うキーパーソンでもあります。
『Titanium Mobile』と異なる大きな特徴として、『PhoneGap』はiPhone、アンドロイドのみならず、BlackBerry、Windows Phone向けのアプリ開発にも対応しているという点があります。日本市場における両者は数値的な伸びはこれからといったところですが、端末やOSの操作性、デザインなど優れた点が多く、今後日本のスマホ市場を席巻する可能性があるため、今から対応可能にしておくのも一つの手です。

これらのソフトを利用してアンドロイドアプリの開発を行えば、iPhone向けアプリとして公開したくなった場合でも対応可能です。双方のマーケットに対応したアプリのほうがプラスになることが多いと思いますので、ソフトを利用してみることをおすすめします。