LINEのクリエイターズスタンプで3週間以上連続1位をキープし、大人気となったスタンプ「もっと私にかまってよ!」の作者・森もり子さんに、話をお聞きしました。
クリエイターの道に進んだきっかけ、スタンスなどクリエイターを目指す人にも必見のインタビューです。
「既読じゃん」「返事マダ?」というせりふや無言で見つめて返事の催促をしてくるなど、「返事をくれない彼氏を追いこもう」というテーマで書かれたスタンプ。言葉では言いづらい気持ちをスタンプで表現した面白さで人気に。
LINEスタンプを発売してから、すぐ出版社などからいくつかお仕事の話を頂きました。折角の機会ですしそちらのお仕事に集中しようと思い、会社を辞めました。「イラストの仕事したい」というよりは「会社辞めたい」という動機の方が強かったんですけどね。
いまでも「イラストレーター」は自称していないですし、自分が何者かわかってないです。いつまで続けられるかは分かりませんが、お仕事をいただけるうちはこのままやっていきたいと思っています。
絵が好きだったので、クリエイターズスタンプのことを聞いたら作らずにはいられなかったです。
元々「既読をネタにする」というようなアイデアはあって、形にしたら面白いと思ったので。そして何より「これはお金になるぞ!めざせ借金返済!」と思ってました。
Twitterでフォローしているイラストレーターの方がクリエイターズスタンプのことをツイートしていて、そこで知りました。
好きな人と同じLINEスタンプを使いたくて買ったりはします。
ちなみに自分で作ったLINEスタンプは全く使わないです。
生活面でいうと会社をやめたのが一番大きな変化です。
また、以前から絵とか文章とか色々ネットにアップしていたのですが、LINEスタンプのおかげで私を知ってくれている人が増えたので、自分の作ったものがより多くの人に届くようになったことが、個人的には一番意味のある変化だと思っています。でも面白いと思うことや表現したいことはあんまり変わらないですね。
男性にも使っていただけたのは印象深いです。
スクリーンショットを送ってくれる方が多かったので、どういう風に使っているかが分かって嬉しかったです。
「人の悪口は言わない」くらいのルールを決めて、あとは思うままに使っています。
あまりネットビジネスで成功したとは思っていませんが……(笑)。
市場をしっかり理解してターゲットを明確にすることは重要だと思います。
LINEスタンプでいうと、有料スタンプを買うのはどんな人なのか、どんなスタンプが人気なのか、くらいはしっかり調べて考察することは必要だと思います。
今は目の前の仕事をこなすことに精一杯なのですが、面白いことであればなんでもやりたいですね。
早めに『LINEスタンプの森もり子』以外の形で認知していただけるように頑張りたいです。
森さんインタビューをお受けいただきまして、
ありがとうございました!(AppVip一同)