アプリの心得第一回。普段何気なく使っているアプリ、あなたはどういう基準で選んでいますか?世の中に溢れるアプリはもはや無限大。類似アプリもたくさんあり、使い勝手や気に入るポイントは人それぞれかと思います。そんな中、アプリをダウンロードするかしないかを大きく左右しうるポイントのひとつ、「料金」!ということで、今回はまず基本中の基本、GooglePlayでのアプリ料金についておさらいしてみましょう!
その名の通り、無料でインストールすることができるandroidアプリ。気軽にいろんなアプリを試せるので、ユーザーにとってはとてもありがたいことですね。ではなぜデベロッパー(制作者)は自分の制作物を無料で公開するのでしょうか?
多くの人々に自分の作ったものを見てもらいたい!という思いは全てのデベロッパーに共通しているかと思いますが、それだけでは収益にならず、次の制作をすることができません。そこで、まず多くのアプリで行われているのが広告収入。アプリを使用していてBackボタンなどにタッチする際、誤まって広告を開いてしまった経験はありませんか?ちっ、と思う方もいるかもしれませんが、アプリ内に広告を貼り広告主から収益を得ることで、ユーザーに対して無料で公開することができるのです。
そして広告がなかったり機能を拡張した有料版にユーザーを呼び込むことを狙うパターン。無料版でユーザーの数が集まれば集まるだけ、有料版をインストールしてくれるユーザー数にも期待できますね。
また、特別なアイテムや機能をユーザーが任意で購入できる「アプリ内での」課金制度を設けるケースや、リリース直後は無料で公開し、話題を集めてから有料版として公開しなおすなどさまざまなケースがありますが、デベロッパーにとってはまずインストールして使ってくれるユーザーがいないと始まらないので、androidアプリを無料で公開することにはとても大きな意味があるのです。
では話は有料版へ。androidアプリ有料版の決済については現在クレジットカード、デビットカード、国内アプリであればキャリア決済が可能です。ん?デビットカード?と思われた方に説明しますと、銀行の預金口座から直接引き落としを行うことです。そしてキャリア決済とは月々の携帯電話使用料金といっしょに携帯会社に対して支払いをすることですね。
支払い情報の追加、編集、削除などはGoogleウォレットの「お支払方法」から行いましょう!購入代金の請求日に関しても、取引セクションから確認することができますよ。
と、ここまで有料・無料のみについて話をしてきましたが、忘れてはならないのが、そう!定期購入(サブスクリプション)です。
定期購入は月額、年額の2種類に分かれ、登録をしたその日から起算した期間ごとに自動で契約更新、また請求が発生します。たとえば、月額の定期購入コンテンツを8月10日に購入し、8月20日に解約(キャンセル)を行ったとしても、9月9日まではサービスが継続します。不必要になったときに解約することさえ忘れなければ、必要な情報やサービスを継続して購入できるのでとても便利ですね!
最後に、うっかりさんにはぜひ覚えておいてほしい「注文のキャンセル」。間違って有料アプリをダウンロードしちゃった!どうしよう!なんてときには落ち着いて、MENU内「マイアプリ」からアプリの詳細ページを開き、「払い戻し」を選択すれば大丈夫。購入後15分以内であれば払い戻しが適応されるはずです。購入後2時間以内に端末にダウンロードされなければ自動キャンセルが適応されるので、ダウンロードを行う前に気付いた場合はそのまま放置でOKです。気をつけなければならないのが、定期購入に関しては15分間の払い戻しが適用されません。従量課金のアプリのみにしか使えない技ですのでご注意を!
デベロッパーは自由に有料・無料、月額・年額と4種類の料金形態でandroidアプリをリリースすることができます。今回はGooglePlayでの話でしたが、他のマーケットでも基本は有料・無料・定額制が基本となります。ユーザーも料金形態をきちんと把握して、後悔のないアプリライフをすごしたいですね。というわけで、今後もますます発展していくアプリ界、新しい時代を楽しみに見守っていきましょう!