
- 複数のアプリを連動する便利ツール、IFTTTとは?
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IFTTT (If This Then That) は、異なるアプリやサービスを連携させて、自動化するための便利なツールです。例えば、「Instagramに写真を投稿したら、自動でGoogleフォトに保存する」など、手動でやらなくても済む作業を自動化できます。
IFTTTの基本的な仕組み
IFTTTは「If This Then That(もしこれをしたら、あれをする)」というフレーズから名前がついています。具体的には、次の2つの要素で成り立っています:
• This(これ): ある条件(トリガー)を設定します。
• That(あれ): 条件が満たされたときに実行されるアクションを設定します。
例えば、「もしInstagramに写真を投稿したら、その写真をGoogle Driveに保存する」というルールを作ることができます。
IFTTTの使い方:初心者向けステップ
1. IFTTTアプリをインストール
• iOSやAndroidで「IFTTT」をダウンロードします。
• インストール後、アプリを開いて、IFTTTアカウントを作成またはログインします。
2. アプレット(Applet)を作成
IFTTTでは、アプレット(自動化のルール)を作成して、設定します。
• アプレットの作成:
1. アプリの画面で「Create」をタップします。
2. “This”(条件)を選択します。例えば、InstagramやTwitterなどから選べます。
3. トリガー(条件)を設定します。例えば「新しい写真がInstagramに投稿された時」など。
4. 次に**“That”**(アクション)を選択します。例えば、「Google Driveに写真をアップロードする」や、「Twitterに投稿する」など。
5. 必要に応じて、アクションの設定を確認し、完了します。
3. サービスを連携する
• 初めて使うサービス(Instagram、Google Drive、Twitterなど)を選んだ際、サービスへの連携を許可するためにログイン画面が表示されます。
• そのサービスにアクセス許可を与えることで、IFTTTが自動的にそのサービスを操作できるようになります。
4. アプレットを有効にする
• 設定したアプレットをONにすることで、自動化が開始されます。たとえば、「Instagramに新しい写真が投稿されたら、自動でGoogle Driveに保存」というアプレットが動作します。
5. アプレットの管理
• 作成したアプレットは「My Applets」セクションで管理できます。必要に応じて、アプレットをON/OFFにしたり、削除したりできます。
例: InstagramとGoogle Driveを連携する方法
1. IFTTTアプリを開き、「Create」をタップします。
2. 「This」ボタンをタップして、Instagramを選びます。
3. 「New photo by you」や「New photo with a specific hashtag」など、トリガーを選びます。
4. 「That」ボタンをタップして、Google Driveを選びます。
5. 「Upload file」オプションを選択し、保存先のフォルダを設定します。
6. 設定が完了したら、アプレットを有効にします。
これで、Instagramに写真を投稿すると、同じ写真が自動的にGoogle Driveに保存されるようになります。
便利な使い方の例
• 天気予報を受け取る: 毎朝、天気予報を通知してくれるアプレットを作成。
• Instagramの写真を自動保存: Instagramに投稿した写真を自動的にGoogle DriveやDropboxに保存。
• 新しいメールをチェック: 特定の条件を満たす新しいメールが届いたときに、スマホに通知を送る。
まとめ
IFTTTは、自分のスマートフォンやアプリの操作を自動化するための非常に便利なツールです。最初は簡単な自動化から始め、少しずつ活用できるシーンを増やしていくと、より効率的に作業をこなせるようになります。